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ペットが行方不明になったときのために、
ペット探偵の費用と依頼時のポイント

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家族同様に暮らしているペットが突然行方不明になったら、飼い主さんはおそらく必死で探し回ってしまいますよね。でも、自分だけで探すのはどうしても限界があります。闇雲に探していては時間だけが過ぎていき、余計に見つからなくなることも。そんなとき、ペット探偵に依頼する方法があります。彼らは経験やデータをもとに、ペットがいそうな場所を探し当てるプロです。依頼するにあたり費用はどのくらいかかるのか、注意する点など、ポイントをまとめてみました。

1.ペット探偵には明確な基準が存在しない

アクシデントで行方不明になってしまったペットを探すのがペット探偵ですが、公的な基準や許可も必要ないため、悪く言えば誰でもすぐに名乗ることができます。そのため、個人で捜索している人もいれば、組織で運営している所もあるなど、数多くのペット探偵が存在します。料金体系や捜索方法もそれぞれ違うので、しっかりと確認して納得できる所に頼みましょう。

ペット探偵に頼むメリット

ペット探偵の発見率は動物の種類によっても異なりますが、70〜80%台です。捜索依頼で最も多いのが猫なので、猫に特化したペット探偵もあります。

ペット探偵に依頼する一番のメリットは「飼い主目線ではなく動物目線で探してくれる」こと。これはペットを発見する上でとても重要なのだそうです。飼い主さんはつい「名前を呼べば反応してくれる」「優しい子だから周辺にいるはず」など、普段のペットの様子を想像しがちですが、ペット探偵のスタッフは「逃げたペットは、普段飼われている状態とは全く違い、動物の本能で行動します」と話します。

例えば、犬は迷子になると行動的になる傾向があり、他の犬のマーキングの匂いを追いかけてどんどん遠くに行ってしまうことがあります。猫の場合は夜行性なので、昼間は暗く狭い場所に入り込んでしまい、なかなか出てきません。このような動物の特性をペット探偵のスタッフは熟知していて、効率よく捜索してくれます。さらに、ポスターやチラシを作成して、目撃情報がないか近隣への聞き込みも行います。

2.ペット探偵の費用について

大きく分けて「1日ごとの料金」と「合計の捜索時間料金」を表示している所が多いようです。中には見つからなかったら捜索費用はもらわない(経費を除く)とする成功報酬型のペット探偵もあります。

例えば1日ごとの料金では、1日8時間捜索を基本としている所が多く、料金は1日×日数になります。合計の捜索時間の場合は、6時間、12時間、24時間など、いくつかのコースに分かれていて、例えば6時間の場合だと、1日3時間の捜索を2日間、もしくは2時間の捜索を3日間、というように1日の捜索時間で日数が変わります。

ペットの捜索方法は1匹ごとに違うので、捜索日数や捜索時間はスタッフと事前に相談しましょう。電話やメールで対応してくれます。また、ポスターやチラシの作成、交通費や宿泊費など、捜索にかかる経費は別料金としている所がほとんどです。捜索対象地域も、基本となる地域以外は割増料金が発生します。

遠方の場合は、オンラインで捜索のアドバイスをしてくれる所もあります。この場合はチラシ配りや捜索なども全て自分で行います。

捜索時間や費用はペット探偵ごとに違う

3.その他確認しておくとよいこと

捜索料金は前金になるので、追加で捜索を依頼する場合やキャンセル料の確認も必要です。ときどき見受けられるのが、契約をして捜索を開始する直前にペットが見つかった場合です。この場合はキャンセル料が発生しますが、金額はペット探偵ごとに違うので必ずチェックしましょう。

返金についても同様です。例えば、1日ごとの料金体系で3日間の捜索を依頼し、初日で見つかった場合、2日分は返金するというペット探偵もあれば、同じ料金体系でも返金はしないとする所もあります。

さらに、捜索報告をどのような形でしてくれるかも大切です。ポスターはどこに貼り、どの地域にチラシをポスティングし、どのように捜索したかを書面で報告してくれる所もあれば、簡単に口頭で説明するだけの所もあります。

ペット探偵の確認事項のまとめ

    • 探してほしい動物に対応しているか
    • 対応地域
    • どのような料金体系か
    • ポスターやチラシの料金、その他の経費について
    • 追加捜索の料金について
    • 捜索報告について
    • 返金、キャンセル料金について

実際に依頼を決めた場合は、スタッフが飼い主さんの自宅に出向いて捜索場所の確認やヒアリングを行います。「いなくなってからどのくらいの日数が経っているか」「行方不明になったときの状況」「どんな性格の子か」「周辺の目撃情報はないか」など詳細に聞かれるので、些細な情報もメモをしておくと発見されやすくなります。また、ポスターやチラシ作成のために、ペットの特徴がわかる写真も用意しておきましょう。

4.発見できても死亡していたというケースもある

特に猫の場合は、交通事故など不慮の事故で死亡していたというケースも少なくありません。ペットの死亡が確認された場合でも、ペット探偵からは「発見」という形で報告されます。

ペットの捜索は時間との勝負です。ペット探偵を選ぶときは、料金が「高い」「安い」だけで選ぶのではなく「信頼して任せられるか」「飼い主の気持ちに寄り添ってくれるか」なども考慮して選ぶようにしましょう。

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