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犬の体格別!適切な散歩時間と散歩で気を付けること

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愛犬のお散歩は、雨の日も風の日も、かかさずに行っているという方も多いのではないでしょうか?ただ、みんながどれくらいのお散歩時間をとっているのか?そもそも毎日お散歩しているのか?など気になりますよね。

この記事では、愛犬のお散歩について推奨されるお散歩の時間やお散歩の方法についてお話しします。お散歩のメリットや注意することなども解説しますので、ぜひご参考になさってくださいね。

1.犬のお散歩は良いことがたくさん!

毎日のお散歩は少し大変ですが、外に出ることにはたくさんのメリットがあります。

リフレッシュ、ストレス発散になる

お散歩をしていると、鳥の声や車のはしる音が聞こえ、風を感じたり、さまざまな匂いを嗅いだり…外で過ごす時間は、家の中では味わえない多くの経験ができます。

もちろん、家の中での遊びも大切ですが、寒暖差や日の光に触れること、土や草を踏むことは、五感をフル活用させることに繋がり、脳への良い刺激となります。

適度な運動ができる

走ったり、段差や坂道を上ったりすることで、家の中では使わない筋肉を鍛えることができます。ゆるやかな坂道であっても、平地に比べると運動強度は2~3倍にもなると言われています。
また、土や芝生の上など足への負担が少ない場所もおすすめです。

足の指でしっかりと地面を踏みしめることで、身体のバランスを整えることもできますよ。

日光浴ができる

適度に日の光を浴びることで、骨を丈夫にし、皮膚を健康的に保つことができます。紫外線には、ビタミンDを活性化させる作用があり、血中のカルシウムの濃度を一定に保ち、免疫を増強させます。
また、紫外線には殺菌作用もあるため、雑菌などの微生物から皮膚を守ることにもつながります。

その他にも、幸せホルモンとも言われる『セロトニン』が分泌され、精神の安定、ストレス緩和にも役立ちます。

2.犬の体格別~お散歩時間と回数について

個体差もあるため、散歩中・散歩後の愛犬の様子で決めるようにしましょう。
また、お散歩は朝晩の2回行くことが多いと思いますが、こちらも生活スタイルや愛犬のトイレの使用状況などで決めるようにすると良いでしょう。

家の中で排せつができる子の場合には、1日1回でも問題ありませんが、外でしか排せつをしない子の場合には、最低でも1日2回は行くようにしましょう。

小型犬

チワワやトイプードルなどの小型犬は、近所を少し歩くだけでも十分なお散歩量が確保できます。1日のお散歩時間は15~30分程度が目安となります。少し息が上がる程度に、速足や走る動きなども入れ、お散歩を楽しむようにしましょう。

『ジャックラッセルテリア』や『ミニチュアダックスフンド』といった狩猟犬の場合には、ある程度多めの運動量が必要となります。

公園でロングリードを利用する、ドッグランを活用するなどして、十分な運動量を確保しましょう。

中型犬

柴犬やビーグルなどの中型犬の場合には、目安として1日30~45分程度のお散歩量が必要となります。飼い主さんも一緒に運動をするというスタンスでお散歩を楽しみましょう。

ボーダーコリーやシェットランドシープドッグは運動量が少ないとストレスをため込んでしまうことも。走ることも交えて、しっかり目のお散歩時間をもうけましょう。

人の指示を喜んで遂行する犬種ですので、フリスビーやボールなどを用いた『持ってこい遊び』もおすすめです。

大型犬・超大型犬

大型犬・超大型犬はより多くのお散歩時間を必要とします。目安として毎日1時間程度のお散歩時間をもうけると良いでしょう。体重があり、股関節が弱い子も多いため、走り続けるような負荷のかかる散歩よりも、歩行距離を多めにとったお散歩がいいかもしれません。

もちろん、ダイナミックに動くことが好きな子もいますので、愛犬の様子で判断するようにしましょう。

3.愛犬のお散歩で注意すること

お散歩を楽しく行うためには、いくつか注意点もあります。

子犬やシニア犬は、より注意してみてあげて

子犬は体の作りがしっかりしていないので、段差や障害物に注意が必要です。シニア犬では足腰が痛い場合や筋肉の衰えもあるので、平地でもより注意をしながらお散歩を楽しみましょう。「楽しそうにお散歩しているな!」と思っても、想像以上に体力が奪われている場合もあります。

抱っこやバギーでのお散歩でも、十分にリフレッシュできるので、無理のないお散歩を楽しみましょう。

病気や持病がある子も気をつけて

チワワやトイプードルなどは、膝蓋骨(ひざのお皿)が外れやすい犬種です。そのため、スキップをしている、足を浮かせているといった様子が見られることがあります。
また、腰が左右に振れている場合には、股関節に痛みを抱えていることも多いので、過度な運動は控えるようにしましょう。

太っている子やパグやフレンチブルドッグなどの短頭種においては、外鼻孔(鼻の入口)は気管などの気道が狭く、呼吸がしづらい場合もあるため、呼吸の様子をこまめにチェックしてあげましょう。

真夏は控えめに

夏場のお散歩は時間帯を選び、短めのお散歩コースにしましょう。最近の夏は、どの時間帯をとっても非常に暑いですが、早朝や日没後であれば、暑さが和らいでいる時間帯もあるので、休憩や水分補給を忘れずにお散歩を楽しみましょう。

注意するポイントとしては「アスファルトの熱さ」です!真夏の日差しを浴びたアスファルトは焼けるように熱く、日中はもちろん、夕方になっても熱さが残っていることもあるため、肉球のヤケドには気をつけてあげてくださいね。

4.お散歩はルートを変えることもおすすめ!

もちろん、毎日同じお散歩ルートでも問題はありませんが、ときにはお散歩ルートを変えることもおすすめです。なぜならば、いつもは感じられない景色やにおいによって、良い刺激を得ることができるからです。

シニアの子の場合には、老化を遅らせ、認知症の発症予防になることもあります。

若い子の場合には、いつもと違ったルートでお散歩をすることで、「どこへ行くのだろう…」といった不安が生じ、飼い主さんの指示をよく聞くようになります。信頼関係の構築や仲を深めていくためにも、たまにお散歩ルートを変えてみるのも良いですね。

ただ、道路の状況などで、道を変えることが難しい場合もあると思います。そのような時はお散歩する時間帯を変えてみると、行き交う人の量や気温、風の匂いなどが異なり、ちょっとした変化を楽しめます。

5.ドッグランでのリフレッシュもおすすめ!

ドッグランでは体を動かし、さまざまな犬と出会えることが魅力の一つです。他の犬と触れあうことで社会性を学んだり、犬同士の適切な距離感を認識することは、他の犬とお散歩中に出会った際にも、無駄吠えや威嚇などが少なくなる傾向があります。

ドッグランが苦手な子は、無理せずいつも通りのお散歩を楽しみましょう。

6.まとめ

犬のお散歩時間は、体格によって異なり、お散歩が苦手な子、走ることが好きな子など、個体差もあります。毎日のことだからこそ、いつものお散歩ルートを変えてみたり、ドッグランを利用してみたり…ちょっとしたひと工夫でリフレッシュや良い刺激につながります。

ぜひ、愛犬の様子を見ながら、無理なく楽しいお散歩ライフを送ってくださいね!

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