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(4)猫のパーソナルカラー診断!相性のいいアイテムで映える写真を撮ろう!

わんちゃんと同様に猫ちゃんにも似合う色があることをご存じでしょうか。前作でご紹介した、わんちゃんのパーソナルカラー診断に続き、今回は、猫ちゃんのパーソナルカラー診断についてご紹介します。ペットのパーソナルカラー診断スキル習得講座の講師でもある「三浦まゆみ」さまに、猫ちゃんのパーソナルカラー診断についてお話いただきました。

※わんちゃんに関するパーソナルカラー診断が気になる方はこちらの記事をご覧ください。
(1)犬にも似合う色があるって本当?わんちゃんのパーソナルカラー診断
(2)犬の似合う色を診断してみた!パーソナルカラーの決め手は?
(3)人気の犬種の似合う色を診断!犬種が同じでも毛の色で結果が変わる?

1.猫にも似合う色がある?

前回、「(3)人気の犬種の似合う色を診断!犬種が同じでも毛の色で結果が変わる?という記事を書きましたが、実は猫にも似合う色があります。猫のパーソナルカラー(=似合う色)は、毛の色や質感、鼻や眼の色で決まります。

毛の色が白なのか黒なのかでも変わりますし、同じ茶色の毛でも黄色っぽい茶色か赤っぽい茶色かによって似合う色は変わります。

猫は犬のように洋服を着ることは少ないかもしれませんが、首輪の色を似合う色にするとより調和して可愛く見えます。さらに、ベッドやキャリーバッグなど猫ちゃんグッズにも似合う色を使うと、猫ちゃんの毛の色などと自然になじんで見え、まさに一枚の絵のように調和が取れて猫ちゃんの個性が際立ちます。

背景を何色にして写真を撮るのか?によっても写真映えがかなり変わるので、本記事を参考にしていただければ、きっと映える写真が撮れますよ!

2.猫の似合う色はどうやって見つけるの?

猫の似合う色は、毛の色や質感・鼻・眼の色などで決まります。例えば、こちらの猫ちゃんは、毛も鼻も眼の色も薄い色なので、淡い色が似合います。猫ちゃんと色が調和して品がよく見えませんか?

逆に、強くて鮮やかな色をあてると、顔が負けてしまって色ばかりが目立つので猫ちゃんの個性が活きません。

いかがでしょうか?色によって、かなり猫ちゃんの見え方が変わりませんか?

3.パーソナルカラー別の色分類

ちなみに、パーソナルカラー別の色分類はこちらです。似合う色のグループにスプリング、サマー、オータム、ウインターという季節の名前がつけられていて、例えば「スプリングタイプ」の場合は、このカラーパレットに並んでいるような色が似合います。似合う色は1色ではなく、何色もあります。

色分類については、以下の記事をご覧ください。

*記事はこちら
(1)犬にも似合う色があるって本当?わんちゃんのパーソナルカラー診断

今回は、代表的な猫ちゃんをピックアップしてパーソナルカラー診断をしてみたいと思います。同じ毛の色でも、毛の質感や眼の色などの微妙な違いでパーソナルカラーが変わることもあるので、事例を参考にしながら、あなたの猫ちゃんを診断してみてくださいね!

4.猫ちゃんのパーソナルカラーの診断事例

白い猫、黒い猫の似合う色は?

白い猫や黒い猫の場合は、眼の色が決め手になることが多いです。

白い毛で眼が黄色い猫白い毛で眼が黄色い猫この猫ちゃんは真っ白の毛で眼がイエローベースの黄色でハッキリした印象なので「スプリング」タイプになります。

華やかなミモザの花のような黄色は活き活きしますが、似合わないダークなネイビーは硬くて重い印象になって顔となじみません。

このスプリングの白猫ちゃんには、コーラルピンクの背景で写真を撮ると可愛らしさがさらに際立ちます。

コーラルピンクの背景で写真を撮ると猫ちゃんの可愛らしさが際立ちます。

黒い毛で眼が黄色い猫黒い毛で眼が黄色い猫この猫ちゃんも先ほどの白い猫と一緒で、眼がイエローベースの黄色でハッキリした印象です。ただ、毛の色が真っ黒なのでより暗い色が似合うため、「オータム」タイプになります。

こっくりとした深いブラウンだと落ち着いた印象になって個性が出ますが、似合わない淡い水色はぼんやりして元気がなさそうに見えてしまいます。

このオータムの黒猫ちゃんにはこっくりとした赤やブラウンの花がマッチするので、写真を撮るときの背景に入れると調和して素敵です。

こっくりとした赤やブラウンの花がマッチするので、写真を撮るときの背景に入れると調和して素敵。

三毛猫の似合う色は?

三毛猫は、黄みっぽい毛の印象が強く出ていて、眼も茶色くてキラキラしていることが多いので、「スプリング」タイプの猫ちゃんが多いです。

眼が明るい茶色の三毛猫この猫ちゃんは白、黒、茶のミックスの毛ですが、黄み茶の毛の印象が強く眼がイエローベースの茶色でハッキリした印象なので「スプリング」タイプになります。

元気なオレンジは眼の色とも自然と調和して若く可愛く見えますが、似合わない渋くくすんだブルーはどんよりとした印象になり老けて見えます。

このスプリングの三毛猫ちゃんには、華やかなオレンジや黄色の花がマッチするので、写真を撮るときの背景に入れると調和してより一層可愛く見えます。

サバトラの似合う色は?

サバトラは、白い毛にグレーや黒の縞模様が入っていますが、全体で見るとグレーっぽく見える場合が多く、眼の色も明るくスッキリしたブルーベースのブルーやグリーン、イエローなので、サマータイプの猫ちゃんが多いです。

毛がグレー系のサバトラこの猫ちゃんも白、グレー、黒の縞模様ですが、全体として柔らかいグレーの印象が強く眼がブルーベースのイエローなので「サマータイプ」になります。

淡いラベンダーは毛の色と調和して品よく愛らしい印象ですが、同じ紫でも似合わない鮮やかな紫だと顔よりも色が目立ってしまい派手な印象になってしまいます。

そんなサバトラ猫ちゃんに似合う背景は、スッキリしたサマーカラーのお部屋。スッキリとして明るいブルーは得意な色なので写真のようなクッションを背景にして写真を撮ると、とっても洗練された印象にまとまります。

サバトラ猫ちゃんには、スッキリとして明るいブルーがおすすめ。似合う背景は、スッキリしたサマーカラーのお部屋。 写真のようなクッションを背景にして写真を撮ると、とっても洗練された印象にまとまります。

キジトラの似合う色は?

キジトラは、茶色の毛に縞模様が入っていますが、全体で見ると黄みの茶色っぽく見える場合が多く、眼の色もイエローやグリーン、オレンジっぽい茶色が多いので、イエローベースの猫ちゃんが多いです。

毛が茶色系のキジトラこの猫ちゃんも茶色とこげ茶の縞模様で、眼はイエローベースの黄色、全体の印象が落ち着いた感じなので「オータム」タイプになります。

深いオリーブグリーンは毛の色と調和して存在感がありますが、似合わない鮮やかなブルーだと色だけが浮いてしまい、違和感が出てしまいます。

そんなキジトラ猫ちゃんに似合う背景は、落ち着いたクラシカルなオータムタイプのお部屋。くすみ感のあるソファーを背景に写真を撮ると、高級感が出て猫ちゃんの上品さが際立ちます。

黒と茶色の毛のサビ黒と茶色の毛のサビこの猫ちゃんも黒と茶色のミックスで、眼はイエローベースの黄色で優しい印象なので「オータム」タイプになります。

深いコーヒーブラウンは毛の色と調和して引き締まって見えますが、似合わないクリアなローズピンクだと毛の色となじまずに安っぽい印象に見えてしまいます。

そんなサビ猫ちゃんに似合う背景は、和テイストのオータムタイプのお部屋。シックなナチュラルカラーを背景に写真を撮ると、優しく穏やかな印象がより際立ちます。

キジトラ猫ちゃんに似合う背景は、落ち着いたクラシカルなオータムタイプのお部屋。 くすみ感のあるソファーを背景に写真を撮ると、高級感が出て猫ちゃんの上品さが際立ちます。

5.まとめ

今回は、代表的な猫ちゃんについてパーソナルカラー診断をしてみましたが、いかがでしたか?

猫は、毛の色はもちろん、眼の色によっても似合う色が大きく変わります。あなたの猫ちゃんの瞳もしっかりチェックしてお似合いのグッズや写真を撮るときの背景を選んでみてください。

ちょっとした工夫でいつもよりもさらに可愛く映える写真が撮れるので、ぜひ猫のパーソナルカラー診断に挑戦してみてくださいね!

くらし・マナー, くらし・マナー

三浦 まゆみ (みうら まゆみ)

カラースクール・インリビングカラー 主宰

文部科学省後援 色彩検定1級・東京商工会議所主催カラー検定1級
カラースクール・インリビングカラーを主宰。
カラー業界歴25年以上。パーソナルカラー診断数6000名以上、カラーのプロ養成数300名以上。
企業・大学・専門学校などでパーソナルカラー・カラーセラピー・色彩検定など250以上の講座を担当。
大手企業での研修、百貨店でのイベント開催、インテリア・外壁塗装のカラーコーディネートなど実績多数。
現場の経験を活かし、ビジネスで通用するカラーのプロ育成に力を入れている。
犬のパーソナルカラー診断スキル習得講座も開催中。

▽リンク先
犬のパーソナルカラー診断講座
Instagram_mayumicolor

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